統合失調症

東大病院に若者向け統合失調症センターが開設されました

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統合失調症

統合失調症センターが開設されました

東京大学が思春期以降の統合失調症の治療を専門の行う
統合失調症 AYA 世代センターを医学部付属病院に開設したようです。

AYA(アヤ)とは思春期・若年成人を英語にした際の頭文字だそうです。
統合失調症センターでは統合失調症を発症してから早めに集中的に治療を
する事を目的とし、状況に応じて精神神経科の専門外来につなげるほか、
「ディスカバリープログラム」という2~4週間の短期入院治療も新設しました。

専門入院プログラム「ディスカバリープログラム」の概要

■対象 10代~30代の統合失調症を持つ方で、
本プログラムへの参加が可能な程度に病状が落ち着いており、
ご本人が入院を希望されている方
*初診の段階で、初診医が一定の基準で参加可能か判断させていただきます

■入院期間 2-4週間程度

■内容
病状や入院期間等により、行う内容が異なります

■入院費用 通常の保険診療に準じます

■参加方法
①AYA世代センターのホームページをよくお読みいただく
②通常の精神神経科の外来初診を電話予約してください
③外来診察にて入院プログラムへの参加の可否をご相談いたします

ディスカバリープログラムで行うこと

■病歴、処方歴の確認、各種検査(血液検査、脳画像検査、各種心理検査)

■リカバリーのために本人が「大切にしていることの意識化・言語化」

■本人の目標・価値に焦点をあて面接し、人生の希望、目標について改めて考える

■生活能力の評価(現在の作業遂行能力・生活スキルを作業療法士・看護師が評価する)

■作業療法などを用いた生活リズムの改善

■薬物適正化(本人と適切な薬物療法の探索を行い、方向性を共同意思決定していく)

■支援プランの作成(一人一人の価値を中心とした支援プランの作成)

■支援者との価値の共有と支援に必要なソーシャルワーク

■周囲との目標共有・対処法共有(希望・状況に応じて、ご家族等と共有する)

■社会資源の整理・紹介・導入
*上記は3週間の入院期間を想定。病状や入院期間によっては全ての項目を達成できないこともあります。

 

さらに詳しい情報を知りたい方は統合失調症 AYAアヤ 世代センターのHPをご覧ください。

【統合失調症 AYAアヤ 世代センター】
http://aya-sedai-center.umin.jp/

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