自殺と根深い関係にあるうつ病
人は生活環境の変化や過度なストレスにより、自殺という選択を選んで
しまうことがあります。
特に、うつ病は自殺との関係が根深いものでもあります。
うつ病は、気分が落ち込む、集中力が低下、悲しい気持ちになる他、酷いケースでは
自殺願望を抱くなど日常生活に支障をきたす場合も多々あります。
事実、厚生労働省の自殺の統計によると、自殺の原因・動機で一番多いのが「健康問題」
で、その内訳は以下のようになっています。
御覧の通りうつ病が自殺の原因・動機としては一番多く、その他の精神疾患と合わせると
うつ病をはじめとする精神疾患がらみの自殺は非常に多いのがわかります。
世界保健機関(WHO)は日本はうつ病関連自殺により25.4億ドルの経済的損失をまねいていると
しています。
うつ病の不安があるならまず病院へ
うつ病などの精神的な病気は、どうしても病院に行く事自体が恥ずかしいと
感じる人が多い様です。
正直に言うと、うつ病をはじめてとする精神疾患等は甘えだ言いきる人達が
少なからず存在するのは時事ですし、そういった環境が病院へ向かうのを
躊躇させてしまうのかもしれません。
いつまでも病院に行かないままでいると、かえって悪化してしまう可能性があります。
ですので、うつ病かもしれないと感じたら、直ぐにでも、病院に行くことが大切に
なってくるのです。
うつ病なら障害年金の受給という選択もあります。
自殺願望を抱くほど過多なストレスの原因の多くは仕事関係だったりすると思う
のですが、それでも、その職場で仕事をし続けるのはやはり、経済的不安から
よるものなのではないだろうかと思われます。
しかし、そういった不安をを解消するためにも障害年金があるわけです。
先ほど、自殺の原因の1位がうつ病をはじめとする精神疾患であることをご紹介
しましたが、うつ病で自殺願望を抱くほど深刻な場合、ほぼ確実に障害年金の
認定を受けることができます。
では実際に、うつ病でどのくらいの障害年金がもらえるのか、過去に記事にしました
ので是非参考にしてみてください。↓
うつ病でどのくらいの障害年金がもらえる?
障害年金は当然の権利として受給するのが普通
障害年金とは老齢年金、遺族年金と同じく、国の公的年金制度の一つです。
要するに、国民年金保険料 厚生年金保険料を収めた人達が65歳以上になると
もらえる年金(老齢年金)の仲間です。
サラリーマンであれば、厚生年金保険料を給料から天引きされているはずです。
個人事業主などであれば、国民年金保険料を毎月、自身で納付します。
それらの保険料を支払った人達が受給する事ができるのです。
65歳以上になるともらえる年金(老齢年金)を甘えだと言う人がいるだろうか?
社会に申し訳ないと、年金(老齢年金)を拒否する人がいるだろうか?
国民年金保険料 厚生年金保険料を支払ってきた、当然の権利として受給するのが
普通ではないだろうか?
未来の予測できない事態に備えて、保険料を支払い、いざ、その時がきたら保険金を請求
するのは、車の車両保険や、生命保険等となんら変わりはないのです。
それを国が実施しているだけなのです。
つまり、障害年金を請求するのは、未来の予測できない事態に備えて国民年金保険料
厚生年金保険料をしはらった人達が出来る、当然の権利なのです。