発達障害

学習障害(LD)で障害年金はどの位もらえる?

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学習障害

どの程度の広汎性発達障害なら障害年金をもらえる?

学習障害(LD)は知能指数は高いものの、聞く、話す、読む、書く、計算する
又は推論する能力のうち特定のものに困難が生じる発達障害のことです。
仕事や学業、日常のコミュニケーションに支障をきたすエースもあります。

それらの不安を解消するためにも、障害年金があるのですが、まず、
障害年金を受給するためには、障害等級の認定基準に該当する必要があります。

では、どの程度の症状であれば、障害等級の認定基準に該当し障害年金を受給出来るのか?
以下が学習障害(LD)の認定基準となります、参考にしてみてください。

 

学習障害(LD)の障害年金の認定基準

学習障害(LD)での障害年金の受給は発達障害の認定基準が用いられます。

認定基準とは申請した方の障害の程度がどの等級に該当するかを判断する基準です。
国民年金の加入者であれば2級以上、厚生年金の加入者であれば3級以上で、
広汎性発達障害でも障害年金をもらうことができます。

等級 障害の状態
1級 発達障害があり、社会性やコミュニケーション能力が欠如しており、かつ、著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの
2級 発達障害があり、社会性やコミュニケーション能力が乏しく、かつ、不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの
3級 発達障害があり、社会性やコミュニケーション能力が不十分で、かつ、社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

(※障害基礎年金の場合は3級は障害年金が支給されませんのでご注意ください)

学習障害(LD)で障害年金はどの位もらえる?

ネットを検索すれば、障害年金を受給する際の受給額計算方法はたくさん出てきます。
しかし、どれもある程度知識がないと、はっきりとした金額がわからないし、
自分自身の状況にあてはめると、結局いくら障害年金がもらえるのか分からない
状況がほとんどだと思います。
そこで、今回、ややこしい計算は一切ナシにして、おおよそどのくらいもらえるのか
を書いていこうと思います。
あくまでも、おおよそであり、正確な金額ではないのでご了承ください。

あなたが厚生年金の加入者である場合の障害年金の額

厚生年金とはサラリーマン等が加入する社会保険で、社会保険対応の会社の
サラリーマンであれば、ほぼ全ての人が厚生年金の加入者となります。
※40歳、男性、年収は平均年年収くらいを想定、勤続年数20年、生計を維持している妻&子供が一人の場合

障害等級1級=210万円前後(月額175000円程度)

障害等級2級=175万円前後(月額146000円程度)

障害等級3級=59万円前後 (月額49000円程度)

おおよそこのくらいの障害厚生年金がもらえそうです。
重ねていいますが、あくまでも、おおよそであり、正確な金額ではないのでご了承ください。
障害年金の金額は年収や勤続年数、家族構成で変わります。

あなたが国民年金の加入者である場合の障害年金の額

※40歳 男性、生計を維持している妻&子供が一人の場合

障害等級1級=119万8425円 (月額99,869円)

障害等級2級=100万3600円(月額83633円)

おおよそこのくらいの障害基礎年金がもらえそうです。
あくまでも、おおよそであり、正確な金額ではないのでご了承ください。
障害基礎年金は、家族構成で金額が変わる事があります。

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