うつ病

認知行動療法を実施するクリニックが少ないワケ

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認知行動療法

認知行動療法を実施するクリニックは4割未満

うつ病をはじめとする精神疾患を治療するにあたってその治療方法は森田療法、
カウンセリング、薬物療法等様々あります。

治療法が数多くあるのは、それだけ、精神疾患の治療方法が確立されておらず
未知の部分がいまだ多いからとも言えるかと思います。

そんな中、薬に頼らない治療として注目される認知行動療法を実施するクリニックが
全国で4割に満たないとする調査結果を、信州大などのチームがまとめました。

認知行動療法とは

認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の
一種です。
認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。

ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できない
こころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方の
バランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
知行動療法は、うつ病、パニック障害、強迫性障害、不眠症、薬物依存症、
摂食障害、統合失調症などにおいて、科学的根拠に基づいて有効性が報告され
いつ他、自殺企図を半分程度に減少させるとも言われています。
参照サイト:http://cbt.ncnp.go.jp/guidance/about

 

医療機関が認知行動療法を実施しない理由

認知行動療法を実施しない一番の原因は、医療機関が薬に頼らない治療をする
ことによって、診療報酬を得る機会が少なるなるのが一番の原因だと考えられ
ます。

医療機関も、あくまでもビジネスであり、利益を出せなければ受診体制を維持
出来なくなります。

認知行動療法を実施することで疾患によっては診療報酬がつかないか、
ついても低いため、どうしても医療機関が敬遠しがちになります。

うつ病をはじめとする精神疾患は、国の定める5大疾病の一つでもある
(精神疾患、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)
にもかかわらず病院側の経営の理由で患者の治療の選択肢が減るのは
本末転倒な話です。
国や医療機関の今後の対応に期待したいところです。

引用サイト:https://mainichi.jp/articles/20180213/ddn/041/040/008000c

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