一人暮らしだと障害年金をもらえない?
ここ最近、一人暮らしをしている事を理由に障害等級2級に認定しない
ケースが多い様子です。
たとえ一人暮らしをしていても、援助がひつようかどうかは一人暮らし
自体とはなんの関係もないですし、天涯孤独の人はたとえしっかりと
年金を収めていてもいざ障害年金を必要とする事態になっても障害年金
を受給することが不可能になってしまいます。
また、うつ病をはじめとする精神疾患に理解のない家族だった故に仕方がなく
一人暮らしをしているケースだってあり得ると思います。
これはで本当に救済を必要としている人達に社会保険が機能していない事になります。
一人暮らしでも障害年金は受給できます
障害等級の認定ガイドラインには以下のように書かれています。
「独居であっても、日常的に家族等の援助や福祉サービスを受けることによって
生活できている場合(現に家族等の援助や福祉サービスをうけていなくても
その必要がある状態も含む)は、それらの支援の状況(または必要性)を踏まえて
2級の可能性を検討する。」および「独居の場合、その理由や独居になった時期を
考慮する。」
とあります。
つまり、一人暮らしをしていると、障害年金2級の認定が受けれないという話や
障害年金を受給することが出来ないというのはまったく根拠のない話なのです。
それでも一人暮らしで認定を受けることができない場合は
一人暮らしを理由に障害年金の認定を受けれない一番大きな理由は、
審査段階で一人暮らしをしているが故に、生活能力がそれなりにあると
思われているからだと思われます。
一人暮らしであっても生活能力の低下によっては2級と認定されるはず
なのです。
もし、不当に一人暮らしを理由に障害年金の認定を受けれなかったと
感じた場合は、障害年金専門の社会保険労務士に相談する事をお勧めします。