うつ病

高齢者のうつ病と認知症の見分け方

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うつ病と認知症

医師でも誤診してしまう高齢者うつ病と認知症

老齢期のうつ病と認知症は似ていいる症状が多々あり、医師でも誤診する
ケースが多くあるようです。
短い診察時間の中では、似た症状を有する二つの病を見分けるのは困難なようです。

事実、ある調査では26%もの医師がうつ病を認知症と誤診してしまっているとも
いわれています。
受診した4人に1人は、うつ病と認知症を誤診されている可能性があるのです。

その一番大きな原因は、老齢期のうつ病にも認知症と似た物忘れ(記憶障害)の症状が
あるからだと思われます。

それでは、高齢者のうつ病と認知症をどのように見分ければ良いのか以下に
紹介していきます。

 

高齢者のうつ病と認知症の見分け方-1

認知症の主な症状として物忘れ(記憶障害)が出るのは周知の事実だと思いますが、
高齢者のうつ病にも先ほど言った通り、物忘れ(記憶障害)が出ることが多いです。

しかし、認知症と高齢者のうつ病とでは、物忘れ(記憶障害)の出るタイミングに
違いがあります。

認知症の場合、徐々に物忘れ(記憶障害)の症状が出るのに対して、高齢者のうつ病では、
ある時期から急速に物忘れ(記憶障害)が出る事が多いようです。

物忘れ(記憶障害)の症状が出はじめたタイミングが特定できたり、急に物忘れが
激しくなった等の場合は認知症以外にも老齢気のうつ病を疑ってみてください。

 

高齢者のうつ病と認知症の見分け方-2

もう一つ、うつ病と認知症の見分け方は、物忘れ(記憶障害)の症状を自身が自覚
しているかどうかで判断できます。

認知症を患っている場合は、自身に物忘れ(記憶障害)がある事を認識できていない
場合があります。又は、自覚はあるがそれを隠したりします。

一方、高齢者のうつ病の場合は、物忘れ(記憶障害)の症状を自身が自覚している
場合が多く、この自覚がうつ病特有の気分の落ち込みに繋がったりすることもあります。

 

まとめ

老齢気のうつ病と、認知症には物忘れ(記憶障害)の症状があるため、誤診される
ことが多いですが、それは、医師の短い受診時間の中では判断しずらい部分が
あるからです。

しかし、物忘れ(記憶障害)の症状が出たタイミングや物忘れ(記憶障害)を
自身が自覚しているかなど、ご家族や周りの人が注意を払ってみていれば、
誤診を防ぐことも可能です。

是非、物忘れ(記憶障害)の症状が出たタイミングや物忘れ(記憶障害)を
自身が自覚しているか注意を払って様子を見てみてください。

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