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メンタルヘルスの知識がない日本人

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メンタルヘルス

日本の若者の死因1位は自殺

厚生労働省の自殺対策白書によると人口10万人あたりの自殺者の数を比べたところ、
若年層の死因の第1位は「自殺」で、これは先進国の中で突出して高い値だという事
がわかりました。

若年層は高齢者よりも脳血管疾患や心臓疾患をはじめとする病に患う可能性は低い
ので必然的に、不慮の事故や自殺が上位になるのも仕方がないのかもしれないが、
自殺が先進国の中で突出して高い値だというのはなんとも憂鬱になるデータです。

自殺する理由については、いじめや、パワハラ、経済的な問題、健康問題等
様々ではあると思いますが、自殺に至るまでに心身の不調があり、心のバランスを
保てなくなり、自殺に至っているのは言わずもがなであると思います。

間違いなく、今のに日本は若年層にとってはストレス社会であるのはこのデータ
を見ても間違いないはずです。

 

メンタルヘルスへの知識やストレスの対処法は学校では教えてくれない

小学校や中学校での義務教育の中で、私の記憶が確かなら、課外活動等を通して、
交通ルールを守る大切さや、未成年にとって喫煙や飲酒がいかに有害かを
先生や親に教え込まれました。
恐らく、今の義務教育でも同じような感じではないだろうか。

ここで、一つ考えてもらいたい。
若年層の死因の1位は「自殺」です。

不慮の事故でも、喫煙による健康被害でも飲酒による健康被害でもなく、
1位は「自殺」です。にもかかかわらず、

メンタルヘルスへの知識やストレスの対処法は学校では教えてくれない。

実のところ、具体的にどうすれば良いのか親はもちろん教師も知らない
のが今の日本の現実ではないでしょうか。

こんな状態なので実際にうつ病をはじめとする精神疾患を患っても何をどう
対処してよいのかわからないし、結果的に早期発見と早期治療という、うつ病対策に
最も必要な事もできないまま、事態を悪化させてしまうのです。

 

メンタルヘルスの教育は急務

自殺を予防するという事は、うつ病をはじめとする精神疾患を予防するのと同じであり、
ストレスの対処法は、未成年の喫煙や飲酒が及ぼす健康被害を学校で教えるよりも
重要な課題であるはずです。

特に学校問題では「いじめ」がメディアに取り上げられますが、もちろん「いじめ」の
を根絶を目指すことも大切ですが、現実的に「いじめ」をこの世の中から消し去る事
は不可能なわけで、いざ自分がいじめの被害者側の立場になった時に、メンタルヘルス
への知識やストレスの対処法を知っているか否かは、最悪の事態を避けるために
非常に大切な事だと思います。

メンタルヘルスの教育は急務だと思います。

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