障害基礎年金

世界で精神疾患が急増している

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
精神疾患

世界で精神疾患の患者が急増している、日本は?

世界保健機関(WHO)は、世界のうつ病患者は3億人前後統合失調症患者は2300万人、
双極性障害は6000万人程度と推計しています。

つ病患者は3億人前後といわれても、なんとなくしか理解できないかもしれませんが、
ビクラム・パテルハーバード大学医学部教授は2010─30年に世界経済に最大16兆ドルの
損失が生じるとの研究結果を発表しました。
16兆ドルの損失というのは恐らく、企業での生産性の悪化、社会福祉の支出がメインとなると
思います。

また教授は、社会の高齢化や子どもが青年期まで成長する確率が上昇したことなどから、
過去25年間で精神疾患関連の負担は「劇的に」増加していると指摘しています。

言わずもがな、日本は世界でも類を見ない高齢化社会であり、うつ病をはじめとする
精神疾患に悩む方は増加傾向にあります。

事実、厚生労働省が実施している患者調査によれば、日本の気分障害患者数は1996年には43.3万人、
1999年には44.1万人とほぼ横ばいでしたが、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、
2008年には104.1万人と、著しく増加しています。

また厚生労働省は13年度から域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾病として指定してきたがん、
脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4大疾病に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」としました。

ストレスチェック制度も、2015年12月から50人以上の労働者がいる会社に実施が義務化されました。

国も精神疾患の患者の増加は無視できず、少しづつではありますが法整備が進んでいます。

もはやうつ病をはじめとする精神疾患は他人事ではなくいつ自分がかかるか分からないと
自覚しておくべきかもしれません。

障害年金は精神疾患の患者にとって最後の砦

うつ病をはじめとする精神疾患になることえお未然に防ぐ必要は当然あるわけですが、
いざ、精神疾患に陥ってしまうと、そこから抜け出すことは非常に困難を極めることが
多々あります。

うつ病は再発率の高い病です。治療期間は非常に長く、特に再発を
防止するためにもながい時間をかけて治療をすべきです。

実際、厚生労働省の調査によると、うつ病で休職をした人の47.1%が
5年以内に再発、再休職を取っていました。
ほぼ半数の人が再発し再休職をしているのです。

また、休職期間は1回目の平均107日に対し、2回目は平均157日と1.5倍長く
なっています。

この原因は、休職、復職の対応が上手くいっていないのではないかと思われます。

会社に迷惑をかけられないと、無理をして復職をしたり、休職をする事で経済的に
不安があることで復職を急いだ結果、再発、再休職という、結果的にはきちんと
時間をかけて治療をしないことで結果的に会社により多くの迷惑をかけ経済的にも
追いつめられる負のスパイラルに陥ってしまいます。

その点、障害年金を受給すると、経済的不安は全て解消されるわけではないにしろ
きちんと時間をかけて治療をするための足掛かりになるはずです。

しかし、精神疾患で障害年金の受給権を得るのは非常に難しい

うつ病をはじめとする精神疾患について障害年金という制度はありますが、
この制度は、制度はあっても、声を上げなくては助けてはもらえないのが現実です。

障害年金の未受給問題は深刻で、国は申請主義を掲げ遡及の適用も、時効も、
カルテの保存期間5年も何も言わず、それらを救済できるのは社労士しかいません。

また、うつ病をはじめとする精神疾患の場合、他の傷病とは違い、症状を数値化できないなど、
客観的に症状を判断することが難しいという特徴があるため、障害年金の受給権を得るのが
非常に難しいという側面があります。

もし、うつ病をはじめとする精神疾患で障害年金の受給を考えている方は近くの
障害年金専門の社会保険労務士に相談することをお勧めします。

2分で完了、障害年金の無料診断

障害年金の無料診断うつ病、統合失調症、双極性障害で、障害年金を受給できるかどうか
障害年金に精通した社会保険労務士が無料診断します。

2分でネット申し込みできます。
お気軽にどうぞ!

無料診断をする