PTSDは障害年金の対象か?
PTSDはショックな出来事や強いストレスを体験したりする事で
悪夢として反復され不安や緊張が続く・めまいや頭痛が現れる・眠れない
といった症状があります。
酷くなると、社会生活もままならないケースもあり、障害年金をもらえないか
と考える方がいるようです。
では、PTSDは障害年金の対象か?という疑問に対して、答えは、
PTSDは神経症の一種として考えられ、神経症では基本的に、障害年金の認定は
受けることができません。
しかし、PTSDでも中には障害年金の認定を受けることが出来るケースもあります。
それでは、PTSDでも障害年金をもらえるケースを以下より探っていきます。
PTSDでも障害年金がもらえる場合
先ほども言ったように、PTSDは神経症の一種として考えられ、
神経症では基本的に、障害年金の認定は受けることができません。
しかし、PTSDを発症した人の半数以上がうつ病、不安障害などを合併していると
言われています。
うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症等は障害年金の対象となるため
PTSDでも障害年金がもらえる可能性があります。
障害年金の認定がおりるポイントの一つとして、医師の診断書があります。
診断書等で「精神病の病態を示している」ことをきちんと主張できれば
障害年金がもらえる可能性があります。
諦めずに主張しましょう。
PTSDで障害年金の受給は難しい
PTSDをはじめ精神疾患での障害年金は他の傷病と比較しても認定を受けるのが
難しいのが現状です。
その理由は症状を数値化できず、病院では短い診察時間の中で作成された
診断書等を元に認定が決定されたりすることがあるため、現実の
日常生活能力と乖離していることが多くあります。
PTSDをはじめ精神疾患での障害年金を受給しようとする場合は、一度、
専門の社会保険労務士に相談することを強くお勧めします。