双極性障害(躁うつ病)

双極性障害(躁うつ病)の症状

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双極性障害

双極性障害(躁うつ病)は早期発見と早期の治療が大切

双極性障害(躁うつ病)から早く回復するには、双極性障害(躁うつ病)である事を
早期発見し、早期に治療に取りかかることが大事になります。

早期に発見、治療をすればより早い回復がみこまれ、日常生活や仕事にも最小限の
影響で復帰することもできます。

しかし、実際には双極性障害(躁うつ病)であっても多くの人がそれに気づかず重症化してから
病院で診察を受けるというケースが多々あります。

そこで今回は、双極性障害(躁うつ病)症状を「うつ状態」「軽躁状態」「躁状態」の3つに分けて
ご紹介します。
双極性障害では、以下に紹介するうつ状態と躁状態という相反する症状を繰り返し発症する病気
でもし以下の症状が見られるのであれば、一度病院で診察してもらう事をお勧めします。

 

双極性障害(躁うつ病)の「うつ状態」の症状

双極性障害(躁うつ病)の「うつ状態」はいわゆるうつ病のうつ状態とほぼ同じで、
以下のような症状が特徴となります。

【抑うつ気分】
・気持ちが落ち込み、寝起きに抑うつ気分になる

・理由もなく悲しくなる

・憂うつな気持ちになる

・希望を見いだせない

【思考力への影響】
・集中力がなくなり、仕事や勉強へ影響が出る

・決断力が極端に落ちる

・注意力が散漫になり人の意図が読めなくなる

【意欲への影響】
・趣味などこれまで好んでしていた事もじゃまくさくなる

・人と話すのが面白く感じられない

・バラエティ番組等や映画を見ても何も感じなくなる

・生活に張りがなくなりどうでもよくなる

・焦燥感にかられる

・お洒落に興味がなくなる

【食欲への影響】
・食欲がなくなる

・何を食べてもおいしく感じない

・体重が大幅に減る

【睡眠への影響】
・眠れない

・眠たいのにも関わらず寝付けない

・何度も目が覚める

・熟睡できない

【疲労感と倦怠感】
・なぜかだるい

・疲労感がずっとある

・疲れやすくなる

・体が重く感じる

【体の異変】
・頭痛

・動悸がする

・胃痛

・発汗

・息苦しく窒息感がする

 

双極性障害(躁うつ病)の「軽躁状態」の症状

「軽躁状態」になる「うつ状態」とはうって変わって、気分が高揚し意欲に満ち溢れた
感じになります。

・仕事に意欲が出る

・人に対してやたらと積極的になる。

・自己肯定感が強くなる

・ちょっとした事でイライラする

 

双極性障害(躁うつ病)の「躁状態」の症状

「躁状態」は「軽躁状態」よりも明らかに著しい気分の高揚した状態です。
近親者は人格が変わったかと思うほどの気分の高揚です。

・万能感を感じる(自分は何でも出来ると感じる)

・人を見下す

・高圧的な態度になる

・高額な買い物など金遣いが荒くなる

・暴力をふるう

 

最後に

脳の不調を図る最も感度のいい指標は、「睡眠」と「食欲」です。
まずは、「睡眠」と「食欲」に日常的に注意を払い、
もし、「睡眠」と「食欲」に異変があり、それが続くようであれあば、
上記の双極性障害(躁うつ病)の特徴を見て、他にも該当する箇所を探してみてください。

少しでも双極性障害(躁うつ病)の疑いがあるなら、出来る限り早く病院で診察してもらってください。
双極性障害(躁うつ病)が重症化してからでは、精神活動の低下、焦燥(しょうそう)、
意欲の低下など当たり前の事ができなくなるので、一人では病院へも行くのがしんどくなってしまいます。
そうなる前に、早期の治療が大切なのです。

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