うつ病

芸能人がうつ病と告白する事のメリット

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アメリカでうつ病患者が激増!?増加率が増加率は63%も!

アメリカでは2013年から2016年の5年間でうつ病と診断された人の数が、
33%増加したことが明らかになりました。
アメリカの保険会社ブルークロス・ブルーシールズが5月11日にデータを
発表したもので、増加は特に10代やミレニアル世代に顕著だということです。
特に、12〜17歳でのうつ病の増加率は63%という驚異的な増加ぶりだったそうです。

アメリカでは有名人やセレブがうつ病と告白している

日本でもうつ病をはじめとする精神疾患の患者は増加傾向なのは
周知の事実だと思います。

なぜアメリカや日本をはじめとする先進国ではうつ病患者が増加
しているのか。

ここで考えないといけないのは、先ほど、アメリカでうつ病の増加率が
63%という驚異的な増加ぶりを紹介したましたが、この数字を紐解くと

データだけを見ていると、うつ病患者が63%増えたように感じるが、
実際の中身は、うつ病患者の数が増えたのではなく、病院でうつ病の診断を
受けた人の数が63%増えたいう事です。

ここ数年アメリカでは有名人やセレブが過去にうつ病をはじめとする精神疾患
を患っていた事を告白するケースが多々あります。

ビヨンセやレディー・ガガ、J・K・ローリング等も過去に精神疾患を患っていた
事を告白していますし、最近ではマライヤキャリーが双極性障害を患っている事
を告白しました。

アメリカ全体ではうつ病の増加率が33%増加し12〜17歳でうつ病の増加率は63%
だった背景にはこうした、有名な歌手等の告白により、精神疾患に対する考え方に
変化が現れはじめたのではないでしょうか。

有名人が告白する事により、精神疾患は隠したり、恥じたりするものではなく
きちんと治療すれば、復帰できるという認識が広まったのではないでしょうか。

事実、12〜17歳でうつ病の増加率は63%だった背景にはこうした有名人に影響を
受けやすい年代だからではないでしょうか。

言い換えれば、有名人やセレブが自身の精神疾患を告白する事で、今まで
正しい治療を受けていいなかった人達の多くが、病院で治療を受けるようになった
という事です。

 

日本でも有名人がうつ病を告白するようになる?

日本ではまだまだ有名人が自身の精神疾患の事を告白するという風潮は無いですが、
過去にはナインティナインの岡村さんがうつ病を患ってそこから復帰したのは
有名ですし、最近では丸岡いずみさんがうつ病であった事を告白しました。

ファンを多く抱える有名人が精神疾患を告白することは、良くも悪くも影響力が
大きく、日本でもアメリカと同様に有名人が自身の精神疾患を告白することで、
影にかくれていたうつ病患者がきちんとした治療を受けて社会復帰できるケース
が増える可能性もあります。

日本では精神疾患に対して今でもネガティブなイメージを持つ人が多くいるのは
事実で、そのイメージをわれわれ凡人が払拭するのは並大抵の事ではできません。

しかし、有名人であればアメリカのケースと同様にオピニオンリーダーとして、
精神疾患に対するネガティブなイメージをイッキに払拭することも可能なのでは
ないでしょうか。

自身の精神疾患を公にすることは、有名人にとってはリスクもあり、勇気のいる
事ではありますが、丸岡いずみさんのように告白する事でうつ病をはじめとする
精神疾患へのきちんとした理解とネガティブなイメージがなくなる日を切に願います。

うつ病をはじめとする精神疾患のサインは、自分ではなかなか気づきにくいものです。
気づいても、なかなか言い出しづらい、周囲に迷惑をかけられないという
理由で抱え込んでいる人も中にはいます。

日本でもアメリカと同様に、今まで正しい治療を受けていいなかった人達の多くが、
病院で治療を受けるようになってほしいものです。

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