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多くの人が自分の加入している年金制度を分かっていない

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年金

多くの人が自分の加入している年金制度を分かっていない

障害年金の相談にのっていると、「初診日」というのは非常に重要で、
「初診日」に加入している年金制度が厚生年金なのか国民年金なのかで
受給できる障害年金も障害厚生年金か障害基礎年金かが決まります。

しかし、相談段階で、自身が加入している年金制度が一体何なのかを
分かっていない人って結構多いんです。

なので、相談段階でこちらの質問と回答がかみ合わないこともしばしばあります。

そこで、今日は、厚生年金と国民年金の違いについて解説していきます。

厚生年金とは?

厚生年金とは、一定の年齢に達したときに老後の生活の安定を図るため
「老齢年金」や、病気やけがをして障害者になった場合の本人とその家族の
ための「障害年金」さらには、本人が不幸にも死亡した場合の遺族のための
「遺族年金」など長期給付を行い、それらの保険事故から生じる生活の不安を
解消するために事業主や加入者が負担し合うサラリーマンのための公的年金制度です。

すごく簡単に言うと、

厚生年金はサラリーマンが加入している年金制度で、給付は、
「老齢構成年金」「障害厚生年金」「遺族厚生年金」の3つです。

会社がお給料から天引きして保険料を納付をしますので基本的に「未納」という問題はおきません。

 

国民年金とは?

国民年金は、厚生年金と同様に、一定の年齢に達したときに老後の生活の安定を図るため
「老齢年金」や、病気やけがをして障害者になった場合の本人とその家族の
ための「障害年金」さらには、本人が不幸にも死亡した場合の遺族のための
「遺族年金」など長期給付を行い、それらの保険事故から生じる生活の不安を
解消するための公的年金制度です。

すごく簡単に言うと、

国民年金は、個人事業主等の自営業の人をはじめ、専業主婦、学生(20歳以上)、
フリーター等が加入している年金制度です。

(正確にはサラリーマン等の厚生年金加入者も国民年金には加入していることになる
のですがここでは、話がややこしくなるので割愛します)

給付は、「老齢基礎年金」「障害基礎年金」「遺族気年金」の3つです。

保険料の納付は自分自身で納付しなければならないので「未納」という問題が
発生します。

障害年金は一定の基準以上の納付の実績がないともらえないので、国見年金の加入者
の場合、保険料納付要件を満たすことができず、障害年金をあきらめざるを得ない
というケースもありますので、年金はしっかりと納めましょう。

まとめ

年金制度は非常にややこしいですが、障害年金をしたい場合、「初診日」において
公的年金に加入していること、また「初診日」の前日において一定の基準以上の
保険料を納付していることは必須条件です。

自身の加入している年金制度をいっかり把握し、それらの条件をクリアしているか
今一度確かめてみましょう。

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