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どの程度の統合失調症なら障害年金をもらえる?
統合失調症は幻覚や幻聴、妄想、感情の起伏の喪失、引きこもりなどの症状があり、
社会生活はもちろん、日常生活にも支障をきたす場合があります。
それらの不安を解消するためにも、障害年金があるのですが、まず、障害年金を
受給するためには、障害等級の認定基準に該当する必要があります。
では、どの程度の症状であれば、障害等級の認定基準に該当し障害年金を受給出来るのか?
以下が統合失調症の認定基準となります、参考にしてみてください。
統合失調症の認定基準 |
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1級 | 高度の残遺症状や人格変化、妄想や幻覚等の異常体験が著明なため常時援助を必要とする程度(他人の介助を受けなければ自分の身の回りのことができない程度) |
2級 | 残遺状態・病状で人格変化、妄想や幻覚等の異常体験があるため日常生活が著しい制限を受ける程度(必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活は極めて困難で労働により収入を得ることができない程度) |
3級 | 残遺状態・病状があり人格変化の程度は著しくないが、幻覚や妄想等の異常体験があるため労働が制限を受ける程度(労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの。また、傷病が治癒していない場合は労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のもの。) ※国民年金に加入の方は3級はありませんのでご注意ください※ |
平成28年9月より障害認定の地域格差を無くすために、『国民年金・厚生年金保険 精神の障害に係る等級判定ガイドライン』が実施されており、実際の認定はガイドラインも影響しますのでご注意ください。
統合失調症で障害年金はどの位もらえる?
ネットを検索すれば、障害年金を受給する際の受給額計算方法はたくさん出てきます。
しかし、どれもある程度知識がないと、はっきりとした金額がわからないし、
自分自身の状況にあてはめると、結局いくら障害年金がもらえるのか分からない
状況がほとんどだと思います。
そこで、今回、ややこしい計算は一切ナシにして、おおよそどのくらいもらえるのか
を書いていこうと思います。
あくまでも、おおよそであり、正確な金額ではないのでご了承ください。
あなたが厚生年金の加入者である場合の障害年金の額
厚生年金とはサラリーマン等が加入する社会保険で、社会保険対応の会社の
サラリーマンであれば、ほぼ全ての人が厚生年金の加入者となります。
※40歳、男性、年収は平均年年収くらいを想定、勤続年数20年、生計を維持している妻&子供が一人の場合
障害等級1級=210万円前後(月額175000円程度)
障害等級2級=175万円前後(月額146000円程度)
障害等級3級=59万円前後 (月額49000円程度)
おおよそこのくらいの障害厚生年金がもらえそうです。
重ねていいますが、あくまでも、おおよそであり、正確な金額ではないのでご了承ください。
障害年金の金額は年収や勤続年数、家族構成で変わります。
あなたが国民年金の加入者である場合の障害年金の額
※40歳 男性、生計を維持している妻&子供が一人の場合
障害等級1級=119万8425円 (月額99,869円)
障害等級2級=100万3600円(月額83633円)
おおよそこのくらいの障害基礎年金がもらえそうです。
あくまでも、おおよそであり、正確な金額ではないのでご了承ください。
障害基礎年金は、家族構成で金額が変わる事があります。