統合失調症で障害等級1級はあり得るのだろうか
統合失調症の症状は、「幻聴」「幻視」「幻臭」「妄想」等、
人によって多種多様です。
そんな中で、統合失調症で2級の認定はまだしも、障害等級1級の
障害年金が受給できる事があるのだろうか。
出来るとすればどの程度の統合失調症なのなだろうか、紹介して
みようと思います。
統合失調症で障害等級1級になり得る例
統合失調症で障害等級1級になり得る例としては以下のよな状態が考えられます。
一日中寝ている(寝たきり)、妄想、幻覚により一日中遠方まで出歩き何度も
警察に保護される。
診断書においては、日常生活能力の判定は全て4
日常生活能力の程度は5の最重度の判定
入浴は困難、(倦怠感、抑うつ気分により入浴は強い催促により週に一回程度)
食事は一日に一食程度で少量でほぼ寝たきり状態。
診断書においては、日常生活能力の判定は全て4
日常生活能力の程度は5の最重度の判定
まとめ
統合失調症で障害等級1級の障害年金が受給できた例は実際あります。
しかし、上記を見てもらえれば分かるように、統合失調症でも非常に重症な場合です。
特に、診断書において、日常生活能力に関する診断は最重度の判定のレベルである
必要があります。
もし、このような状況にもかかわらず、障害等級の2級の判定だったり、それ以下の
判定であった場合は、不服申し立てをするためにも、障害年金を専門とする社会保険労務士
に相談することをお勧めします。