年金生活者支援給付金がスタートします
今年の10月から消費税が8%⇒10%へと増税されます。
それにあたり、年金生活者支援給付金という制度がスタートします。
年金生活者支援給付金とは、消費税引き上げ分を活用し、
公的年金等の収入や所得額が一定基準以下の年金受給者の生活を
支援するために、年金に上乗せして支給されるものです。
年金生活者支援給付金の請求手続きと流れ
給付金を受け取るには、年金生活者支援給付金請求書の提出が必要です。
なお、支給要件に該当しない場合は支給されません。
※対象となる方には2019年9月頃に日本年金機構から手続きの案内(請求書)が送付される予定です。
手続きの流れ
①請求書に氏名等を記入し、年金事務所へ提出
※添付書類は不要です
※添付書類は不要です
②審査結果の通知が日本年金機構かから到着(2019年10月以降)
③お支払い月の上旬に、日本年金機構から振込通知書が到着
④通知書に記載のある給付額が年金に上乗せ支給
※2019年12月中旬以降のお支払いとなります。
年金生活者支援給付金の支給要件
①障害年金を受けている
②前年の所得額が「4,621,000円+扶養親族の数×38万円」以下である
②前年の所得額が「4,621,000円+扶養親族の数×38万円」以下である
①&②の要件を満たしている方が対象となります。
年金生活者支援給付金の給付額
障害等級により次のとおりです。
●障害等級2級=5,000円(月額)
●障害等級1級=6,250円(月額)
●障害等級1級=6,250円(月額)
まとめ
いろいろと難しく書いてきましたが、
障害年金を受給されている方について、
消費税がが8%⇒10%へとなるにあたり、
前年の所得が低い人は、
障害等級2級であれば、月額5000円
障害等級1級であれば、月額6,250円
が、年金額に加算されますよ。って話です。
障害年金を受給されている方は請求しないと間違いなく損です。
2020年1月以降に請求した場合は、
請求月の翌月分からしか支払われないので、
できるだけ早く請求手続きを行ってください。