うつ病

大人の発達障害を患う多くの方がうつ病を併発している

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大人の発達障害

大人の発達障害の4割がうつ病を併発している

毎日新聞の調査で20歳以上の発達障害の人を対象とした調査で、
4割超が「うつ病を発症している」事が分かりました。

発達障害の人がうつ病を併発しやすいのはこれまでにも沢山指摘されていますが、
これまで国が大人の発達障害とうつ病に併発にかんして調査をしたことがなく、
実態はわかっていませんでした。

しかし、今回の毎日新聞の調査で達障害の診断を受けた862人のうち、
うつ病と診断された人は393人(45.5%)。
対人緊張が強い社交不安症やパニック症などは24.8%
ストレスなどから体の不調が表れる自律神経失調症は24.7%で、
日常生活でストレスにさらされていることがうかがえる。

海外の調査では、成人のほぼ半数の人がうつ病になっているという結果

これまで日本では調査されていなかったため実態が不明だったものの、
海外では既に、発達障害とうつ病の因果関係は調査されれており、
発達障害の成人のほぼ半数の人がうつ病になっているという新しい研究が”
Journal of Abnormal Child Psychology”に掲載されました。

約8000件の研究論文を体系的に調査した今回の研究で、
発達障害の成人、子ども、どちらについてもうつ病になって
しまうことが少なくないのが明らかになりました。

また、今回の研究では、平均以上の知能がある発達障害の人たちが
うつ病である率が最も高くなっているのを発見しました。
それは、知能が低いほど、うつ病になる率が高くなるという
これまでにあった考えとは異なるものでした。

知能が高いほど、発達障害の人のうつ病率が高くなる、その理由までは
今回の研究では明らかにできていませんが、いくつか推測をすることが
できます。
平均知能を上回っている発達障害の人は、発達障害に伴う社会的な困難を
認識しているために、この認識によってうつ病になると考えられます。

引用サイト:https://www.turtlewiz.jp/

発達障害を患う方のうつ病は見逃されがちになる

発達障害を患う方の中には、コミュニケーションの力が不足している事が
多々ある一方で、現在のうつ病の診断、治療は、基本的に医師の「問診」で
行われるため医師の経験や勘に頼らざるを得ない部分があるのは事実です。

こうした中では患者は、正確な状況を医師に伝える事が出来ないため、うつ病である
にもかかわらず正しく診断されていない可能性もあります。

発達障害を患う方は適切な治療が行われるためにも定期的にうつ病についての
検査をした方が良いかもしれません。

また、今回の研究では発達障害を患う方の中でも知能が高いほど、発達障害の人の
うつ病率が高くなるという事なので、軽度の発達障害だからと障害年金の受給を
あきらめずに、体調不良を感じたら今一度、検査して、うつ病を併発している
ようでしたら、是非、障害年金専門の社会保険労務士などの専門の人へ相談してみて
ください。

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