うつ病は早期発見と早期の治療が大切
うつ病から早く回復するには、うつ病である事を早期発見し、早期に
治療に取りかかることが大事なります。
早期に発見治療をすればより早い回復がみこまれ、日常生活や仕事にも
最小限の影響で復帰する事もできます。
しかし、実際には、うつ病であっても多くの人がそれに気づかず、重症化
してからはじめて病院で診察を受けるというケースが多々あります。
そこで今回はうつ病の特徴を「心の状態」と「身体の特徴」と二つに分けて
まとめてみました。
もし以下の症状が見られるのであれば、一度病院で診察してもらう事をお勧めします。
うつ病の特徴(心の状態)
【抑うつ気分】
・気持ちが落ち込み、寝起きに抑うつ気分になる
・理由もなく悲しくなる
・憂うつな気持ちになる
・希望を見いだせない
【思考力への影響】
・集中力がなくなり、仕事や勉強へ影響が出る
・決断力が極端に落ちる
・注意力が散漫になり人の意図が読めなくなる
【意欲への影響】
・趣味などこれまで好んでしていた事もじゃまくさくなる
・人と話すのが面白く感じられない
・バラエティ番組等や映画を見ても何も感じなくなる
・生活に張りがなくなりどうでもよくなる
・焦燥感にかられる
・お洒落に興味がなくなる
うつ病の特徴(身体の状態)
【食欲への影響】
・食欲がなくなる
・何を食べてもおいしく感じない
・体重が大幅に減る
【睡眠への影響】
・眠れない
・眠たいのにも関わらず寝付けない
・何度も目が覚める
・熟睡できない
【疲労感と倦怠感】
・なぜかだるい
・疲労感がずっとある
・疲れやすくなる
・体が重く感じる
【体の異変】
・頭痛
・動悸がする
・胃痛
・発汗
・息苦しく窒息感がする
最後に
脳の不調を図る最も感度のいい指標は、「睡眠」と「食欲」です。
まずは、「睡眠」と「食欲」に日常的に注意を払い、
もし、「睡眠」と「食欲」に異変があり、それが続くようであれあば、
上記のうつ病の特徴を見て、他にも該当する箇所を探してみてください。
少しでもうつ病の疑いがあるなら、出来る限り早く病院で診察してもらってください。
うつ病が重症化してからでは、精神活動の低下、焦燥(しょうそう)、意欲の低下など
当たり前の事ができなくなるので、一人では病院へも行くのがしんどくなってしまいます。
そうなる前に、早期の治療が大切なのです。