うつ病

日本人には大人の発達障害が多い?

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大人の発達障害

日本人の10人に1人が発達障害?

近年、大人の発達障害に関心が高まっているようです。
発達障害は、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、
学習障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)その他これに類する脳機能の障害です。

日本で発達障害者支援法が施行されたのは、2005年で、それ以降は早期発見、
早期治療がほどこされていますが、それ以前に大人になった中には、発達障害で
あるにもかかわらず知能には全く問題がなく、見過ごされてきた人が少なからず
いるようです。

そんな人が社会に出ると、いわゆる「空気の読めない人」という扱いを受け
職場や家庭内でトラブルになります。
日本人の10人に1人が発達障害の傾向があると指摘する専門家もいます。

 

空気を読むことを強制する日本人

大人の発達障害

日本人にはなぜこんなにも大人の発達障害の人が多いのか?
発達障害の特徴として相手の気持ちを読み解くのが苦手といった特徴があります。
特に、会社などで、上司から抽象的な指示を受けた場合、上司の意図を読み取れず
全く違う行動をとってしまい、それが原因で自己中心的だと思われたりする事が
あります。

しかし、これは国民性の問題でもあり、日本人は特に諸外国に比べてに具体的に意見や
指示をせず相手に空気を読むことを期待しがちです。
この文化自体は悪いものではないですが、この習慣は気を読むことを苦手とする
発達障害の人には非常に生きずらい環境とも言えます。

また、日本人は特に集団主義で、個人よりも集団に価値を置く思想があります。
会社での仕事が終わっても家庭には帰らず、上司と飲みに行くなど欧米での
個人主義では考えられないような事も多々あります。

そんな中で発達障害の「空気のよなささ」は他の国では個性や性格などと許容される
ものでも、日本人の集団の中では浮いた存在になりがちです。

 

大人の発達障害がうつ病を誘発

大人の発達障害

社会にでてから発達障害の特徴に悩む、いわゆる大人の発達障害の人は、空気を
読めない事が原因で会社でトラブルを起こしがちになります。
そうした中で徐々に孤立するなどし、二次障害としてうつ病を患う方も多くいます。

事実、うつ病患者の3割の人の根っこには発達障害が潜んでいるとも言われます。
こうした場合、うつ病を治療し、うつ病が改善しても、根本でもある発達障害が
改善しない限り、うつ病を繰り返し発症する事にもなりえます。

「発達障害の場合は基本的に薬はなく、あったとしてもADHD(注意欠如・多動性障害)
用に2種だけ。
そもそも発達障害は病気ではないので、『治す』ものではない。
自らの特性を理解して得意な部分は伸ばし、苦手な分野は工夫して補えるよう
練習していくしか方法はないのです

引用サイト:http://president.jp/articles/-/24320

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